利根川の流れのように
作詞を始める最初に出会ったのが「俺の仕事は俺一代」の本であり、小野伊喜雄様と林義 明様でした。仙太郎やかたの囲炉裏ばたで、お二人の話を聞いているうちに「ダム湖に祈る」 の詩が生まれました。続いて「利根源流の男たち 」…その後、私はどうしても利根川水源地 に立ちたい思いに駆られ、 2000 年 8 月 8 日、新潟県十字峡より丹後山を越えて「利根川水源 」 の碑を確かめ、大水上山の三角雪渓、県境の分水嶺に立ちました。
たったひとりのこの山旅で、私は、自分が“風に近づけた " という爽やかな歓びを実感し ました。“風の山旅 " であった…と。
奥利根・利根川水源地・三角雪渓・分水嶺・上信越国境の山々…それは私の青春の日の山 旅の思い出であり、あこがれの地です。それらの想いすべてをこめて、この「利根川源流讃歌」 12 詞をまとめました。歌詞というより作文に近い詞に 12 曲、それぞれにぴったりの素敵な 曲をつけてくださった大西進先生、ほんとうに有難うござ、いました。
この「利根川源流讃歌 」 は、利根の源流、清らかな水の一滴、一滴になってくださいました多くの皆様方のおかげで、奥利根からあふれ出るように出発できました。
今後、利根川 322 キロの水の旅のように、仲間を増やしながら流れ続けることができるでしょうか。「利根川源流讃歌」 12 曲、この中の 1 曲でもあなたの心に残る歌があってくれ たらと祈るばかりです。 作詞者 猪熊道子
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2021/03/17
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「20周年 水のふるさと【利根川源流讃歌コンサート】お知らせ
今年予定していた「20周年水のふるさと利根川源流讃歌コンサート」は、コロナウイルスがある程度の終息をむかえるまで延期することにいたしました。
詳しくは
お知らせ 第1号をご覧ください。
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