奥利根水源憲章のめざすもの
私たちは、世界的な環境破壊問題への対応や、人間の日々の営みにおける真の豊かさとはなにか、など、時代の問いかけへの答えを求めて、奥利根の豊かな自然をはじめ、水源地域の歴史と文化の価値を改めて見直します。
私たちは、3,000万人の生活を支える水と、その水を育む森を、水源地域と流域の住民、そして奥利根水源地の自然と文化を愛する人々との連携で守り、育て、有効に活用していきます。
私たちは、奥利根水源地域にしかない魅力を掘り起こし、自然も人も活き活きとする活動を通じて、新たな人の流れを創り、水源地域を活性化していきます。
私たちは、湖の底に多くの人たちの生まれ育ったふるさとが沈んでいった歴史や、奥利根水源地域の豊かな自然と文化を、利根川流域や全国の人々に発信し、理解を深めてもらうとともに、次世代に引き継いでいきます。
私たちは以上のことを、奥利根水源地域の自然や文化を愛し、この地の土、水、生き物にかかわる全ての人々の誓いとし、行動の指針となることを願って、奥利根水源憲章を守っていきます。
賛同と協働の輪を広げよう
●私たちは、上記の趣旨に基づき、多くの人々の 賛同と、 協力の輪を広げながら憲章を実践していきます。
●私たちは、水源地域や流域の住民と連携して活動をすすめます。
制定までの経過
平成13年12月6日
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水上町、水上森林 管理センター、東京電力利根工務所、水 資源開発公団、国土交通省等のメンバーにより、憲章制定に向けた「準備検討会」が発足
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平成14年1月31日
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準備検討会の企画による「奥利根を語る座談会」が藤原北部生活改善センターで行われ、藤原区民28名を含む45名が参加
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9月4日
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水上町住民と「利根川源流讃歌」作詞者の猪熊道子さんを加えた10名で「奥利根水源憲章(仮称)制定準備会」 が発足。
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10月23日
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準備会の組織体制として、会長、事務局長を選任。記者発表等呼びかけの活動を開始。
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11月27日
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準備会のメンバーとして新たに、利根川水源学術調査隊長の小林二三雄先生や町民11名に呼びかけ、趣意書のキーワードについて改めて確認。事務局体制強化として3名追加。
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12月16日
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事務局会議。趣意書決定。名簿に基づき広報活動開始。
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平成15年1月29日
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第4回制定準備会
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2月5日
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制定準備会事務局会議。 個人、団体に賛同を広げる訪問活動
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3月12日
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制定準備会事務局会議
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4月15日
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制定準備会事務局会議。憲章の原案を決定、発表時は記念講演とフォーラム形式での地元団体を中心にした活動報告の形を提案することとした。
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4月23日
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第5回制定準備会。事務局の提案を了承。次回は制定委員会として開催することを決めた。
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6月4日
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制定準備会事務局会議。制定記念式典の内容検討。日程は8月末か9月はじめに予定。賛同の広め方は署名形式を提案。
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6月24日
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「奥利根水源憲章」第1回制定委員会。憲章案確認。賛同の仕方について協議。訪問活動開始確認。制定の日は9月6日(土)、内容はフォーラムでなく講演と合唱、源流太鼓等でで準備することとする。
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7月16日
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制定委員会事務局会議。寄せられた意見に基づいて協議、憲章本文と歌を分離、独立させる。
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7月23日
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制定準備会事務局会議。
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8月6日
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「奥利根水源憲章」第2回制定委員会開催。
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9月6日(土)
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13時より水上町観光会館にて、「奥利根水源憲章」制定の集い。約200人の参加で制定。
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賛同とご協力ありがとうございました
これからもよろしくお願いいたします。
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